software:windows:teraterm
目次
Tera Term
「Tera Term」はオープンソースで開発されているWindows用の通信ソフト。
インストール
下記URLからインストーラを入手しインストール(基本新しいバージョンのものを使う)
起動オプション
[ヘルプ(H)] > [目次] > [コマンドライン] > [Tera Term] を参照。Windowsからはショートカットをディスクトップなどに作って設定しておくと便利。
COMポートの指定
COM3ポートの場合は「/C=3
」のように指定する。(ショートカットのプロパティーに記述)
- COM1の場合でも「
/C=1
」を指定しておくと接続先ダイアログが表示されないので便利。
ファイル転送用ディレクトリの指定
「/FD=<file transfer directory>
」のように指定する。(ショートカットのプロパティーに記述)
- T-kernelデバッグ時は「
/FD=C:\work\t-kernel\tkernel_source\bin\rpi_bcm283x
」のように指定しておくと便利。
Telnet通信で使う
「telnet://192.168.1.1 /T=1
」のように指定する。(ポート指定しない場合は標準の23番ポートに接続)
設定
設定メニューで変更した設定は、[設定] > [設定の保存…] を実行すると覚えてくれる。
画面サイズ変更
[設定] > [端末] > 「端末サイズ」 で設定
通信ボーレート変更
ファイル送信
無手順で送信
[ファイル(F)] > [ファイル送信(S)…] から送信するファイルを選択
XMODEMで送信
[ファイル(F)] > [転送(T)] > [XMODEM] > [送信…] から送信するファイルを選択
Kermitで送信
[ファイル(F)] > [転送(T)] > [Kermit] > [送信…] から送信するファイルを選択
設定ファイル
C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI
で様々な設定ができる。
Kermit転送でファイル属性情報(タイムスタンプなど)を扱う
KmtFileAttr=on
とする(デフォルトはoff
)
Ver4.102
以前では、ファイル送信時のタイムスタンプは、ファイルプロパティーで確認できる「作成日時」(更新日時ではない)が通知されるので、Ver4.103
以降を使う。
Kermitのログを記録
KmtLog=on
とする(デフォルトはoff
)
- ログファイルは、
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\teraterm\KERMIT.LOG
に格納される。
参考
software/windows/teraterm.txt · 最終更新: 2019/12/05 09:04 by yoko