software:ubuntu:command:scp-command
目次
SCPコマンド(Linuxでリモートファイル転送コマンド)
Linuxでローカルホストとリモートホスト間でファイルを転送する場合は、scp
コマンドを使う。scp
コマンドは「SSHプロトコル」を利用するので、暗号化されているので安心。
尚、SSHコマンドでアクセス出来るようにしておく必要がある。
scpコマンドの使い方
$ scp [オプション] コピー元 コピー先
主なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-C | 通信を圧縮する |
-i 秘密鍵ファイル | RSAまたはDSA認証の秘密鍵ファイルを指定する |
-P ポート番号 | ポート番号を指定する |
-p | オリジナルファイルの更新時間とモードを維持する |
-r | ディレクトリ内を再帰的にコピーする |
-v | プログレス情報を表示する |
-1 | SSH1を使用する |
-2 | SSH2を使用する |
-4 | IPv4を使用する |
-6 | IPv6を使用する |
使用例
リモートホストからローカルにファイルをコピー
$ scp user@server:~/test.txt .
ローカルからリモートホストにファイルをコピー
$ scp test.txt user@server:~/
補足
- scpコマンドでは
@
の前にリモートホストに接続するユーザー名を指定。また、@
の後に「ホスト名」または「IPアドレス」を指定し、:
の後にファイルパスを指定する。
参考
software/ubuntu/command/scp-command.txt · 最終更新: 2019/12/30 14:33 by yoko