僕らの音楽・対談集4
「僕らの音楽・対談集4」
インタビューアー 鳥越俊太郎
発行所:(株)ソニー・マガジンズ
発行日:2005年8月30日 初版第一刷発行
フジテレビ系列の音楽番組「僕らの音楽2」で、2005年2月12日にOAされたNSPとのインタビュー内容が#043に書かれています。
本当に元のようにやるのか・・・・・。
そこについては、
僕らはもうだいぶ
話し合ったんですよ
インタビュー・ロケ地:東京都中央区「文明堂銀座店」(2005.2.6)
[SET LIST]
M1「夕暮れ時はさびしそう」
M2「歌は世につれ」
M3「Radio days」
M4「さようなら」
BGM1「春はもうすぐ」
BGM2「水のせいだったんです」
[AFTER TALK] ~対談を終えて
銀座の文明堂でのインタビューでしたね。正直、僕はあまり知らないグループだったんだけど、番組を観た僕の友人知人がすごい感動してた。彼らは40代の半ば過ぎくらい。十代のころにNSPの音楽に触れていた世代ですね。僕もインタビューをするにあたって、曲を聴かせてもらったんだけど、彼らがNSPに惹かれる気持ちがよくわかった。やっぱり、フォーク世代には音楽ですよこれは。
再結成について、「本気ですか?」なんて失礼な聞き方をしてしまったけど、50代になって20代のように活動するってことに対する天野さんの思いは本物でしたね。実際、昔以上にライブをこなしていたいみたいだし。あと、もしろかったのは、NSPは厳密には「解散」をしてなかったらしいんだよね。ひゅーといなくなって、ひゅーと帰ってきた。そこがNSPの持ち味なんだろうね。
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実は、このインタビュー直後に、天野さんの病気のこと、しらされたんです。ショックでしたね。でも、人生の最後にいいプレゼントができたかなって・・・。悲しいですねぇ。(談)