screenコマンドは1つのターミナル上で仮想的に複数の端末を操作できるようにするツール。使用法は下記URL参照。
Ubunt 22.04 server
ではインストール済みであったが、もしインストールされていない場合は下記コマンド。
$ sudo apt install screen
macosでは、標準で screen が使えたが、少し古いバージョンのようなので、もし最新のものが使いたい場合には下記コマンド。
$ brew install screen
インストール後は、一度ログアウトして再ログインする。
$ screen [ -options ] [ cmd [ args ] ]
cmd
以下が省略された場合は、シェル(bash等)を起動する。
$ screen -v Screen version 4.09.00 (GNU) 30-Jan-22
下記説明の <名前> のところには、プロセス番号(PID)を指定できる。
$ screen -S <名前>
$ screen -ls
$ screen -r <名前>
$ screen -D <名前>
screenを操作する際にはデフォルトでは Ctrl-a
から始めるキー定義になっているが、Emacsのキー定義と重なっているので Ctrl-t
に変更する。
尚、以下説明での C-
は Ctrlキーを押しながらの操作を意味する。
escape ^Tt
キー | 説明 |
---|---|
C-t c | 新しい仮想端末を作成する |
C-t d | 仮想端末からデタッチする |
C-t w | ウィンドウ一覧を表示 |
C-t k | 仮想端末を終了する |
C-t C-\ | すべてのウィンドウを破棄し、screen を終了する |