本サイトでは、Tronフォーラムで公開のリアルタイムOS T-Kernel をポーティングした「rtk_kernel」を公開してしている。
rtk_kernelに関連する技術情報を、本ページを起点に作成していく。
Tronフォーラム(http://www.tron.org/ja/)で下記公開のオープンソース T-Kernel2.0 & Extensyon(T2EX) からポーティングしたリアルタイムOS。
2015/06/09 13:16 419,593 t2ex_source.tar.gz
2015/03/25 17:12 1,219,629 bsd_source.tar.gz
以前、Raspberry Pi用にテスト作成した構成を見直し、RTOS(T-Kernel)部分のみを分離し独立させ保守性を向上。 更に、ルネサスのRZ/T1マイコン用のコードも同梱。
本プロジェクトを直接修正して利用する事もできるが、アプリプロジェクト内にGitサブモジュール機能でサブディレクトリとして登録して使う事を想定。
T-Kernelに一緒にリンクして動かすサンプルアプリは同梱して動くようにしてある(T2EXの簡易シェル)。
T-Kernel 2.0 Extension (T2EX) は、T-Kernel にネットワーク機能などを追加する拡張モジュール。
本プロジェクトには、参考にT2EXのコードも同梱しているが、現状ではT2EXの機能は殆ど利用してない。(簡易シェルのコードはサンプルとして利用)
詳細は「rtk_kernel for Raspberry Pi」記事参照。
詳細は「rtk_kernel for RZ/T1」記事参照。
GitHubの下記URL。
フォルダ名 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
README.md | 説明ファイル | Markdownで記述 |
TEF000-218-150401.pdf | ライセンス規約 | T-License2.1 |
rtk_kernel_distmark.png | T-Kernelディストリビューションucode | ディストリビューション番号:00070059 |
tkernel_source/ | T-Kenelソース本体フォルダ | ポーティングしたもの |
doc/ | 関連ドキュメントフォルダ | |
_misc/ | その他 | |
.cproject | e2 Studio用 | RZ/T1 |
.project | e2 Studio用 | RZ/T1 |
.setting/ | e2 Studio用 | RZ/T1 |
*.launch | e2 Studioデバック用 | RZ/T1 |
*.jlink | e2 Studio J-Linkデバック用 | RZ/T1 |
「rtk_kernelのビルド環境」記事参照。
「Raspberry-Pi 2」で起動した時の画面はこんな感じ。
オープニングメッセージが表示されT-Kernel起動。この例では、外部アプリの実行コードが認識できないので、サンプルアプリ(簡易シェル)の入力待ちとなっている。
T-Kenrelから呼ばれるユーザ記述のアプリケーションプログラムの実行手順については、下記記事参照。
T-License2.1に従う。同梱ファイル TEF000-218-150401.pdf
を参照。