T-Monitorをコンパイルするには、makeやPerlなどのコマンドが必要なので、msys2がインストールされており、そのPATHを通す必要がある。
「プロジェクトの取得」記事を参照しプロジェクト一式を取得。
初回のみ、下記手順で「rtk_kernel」プロジェクトをインポート。
C:\work\tk-optsys\TK\rtk_kernel
」フォルダを選択し [終了] ボタンを押す。(プロジェクト「rtk_kernel」がチェックのまま)
yt-kernelのリポジトリには、e2studioプロジェクト情報も含み、「ビルド構成」も定義済みであるので選択する。
(もし新しくビルド構成を定義する場合は、「90.e2studioプロジェクトのセットアップ手順」記事を参照)
画面左側のプロジェクト・エクスプローラで、プロジェクト(t-kernel)を右クリック。
「プロジェクトのビルド」を実行。
暫くすると右下コンソール画面に完了メッセージ表示
ビルド完了してバイナリーファイルの所にオブジェクトファイルが生成されたら、J-Link経由で基板に転送&実行する。
rtk_kernelのリポジトリには、「デバッグ構成」も定義済みであるので選択する。
デバックアイコン(虫) > デバック構成 を押す。
「rzt1_tmonitor
」を選択し[デバッグ]ボタンを押すとJ-Link経由でプログラム転送され実行開始する。
デバッグ画面に切り替わる。
実行 > 再開 を押すをプログラム実行開始する。
[ERROR] No toolchain set or toolchain not integrated.
」と表示されるが、気にしなくてもよいみたい。