Tera Term
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「[Tera Term](https://ja.wikipedia.org/wiki/Tera_Term)」はオープンソースで開発されているWindows用の通信ソフト。
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インストール
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下記URLからインストーラを入手しインストール(基本新しいバージョンのものを使う)
起動オプション
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[ヘルプ(H)] > [目次] > [コマンドライン] > [Tera Term] を参照。Windowsからはショートカットをディスクトップなどに作って設定しておくと便利。
### COMポートの指定
COM3ポートの場合は「`/C=3`」のように指定する。(ショートカットのプロパティーに記述)
* COM1の場合でも「`/C=1`」を指定しておくと接続先ダイアログが表示されないので便利。
### ファイル転送用ディレクトリの指定
「`/FD=`」のように指定する。(ショートカットのプロパティーに記述)
* T-kernelデバッグ時は「`/FD=C:\work\t-kernel\tkernel_source\bin\rpi_bcm283x`」のように指定しておくと便利。
### Telnet通信で使う
「`telnet://192.168.1.1 /T=1`」のように指定する。(ポート指定しない場合は標準の23番ポートに接続)
設定
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設定メニューで変更した設定は、[設定] > [設定の保存...] を実行すると覚えてくれる。
### 画面サイズ変更
[設定] > [端末] > 「端末サイズ」 で設定
### 通信ボーレート変更
[設定] > [シリアルポート...] から設定
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ファイル送信
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### 無手順で送信
[ファイル(F)] > [ファイル送信(S)...] から送信するファイルを選択
### XMODEMで送信
[ファイル(F)] > [転送(T)] > [XMODEM] > [送信...] から送信するファイルを選択
### Kermitで送信
[ファイル(F)] > [転送(T)] > [Kermit] > [送信...] から送信するファイルを選択
設定ファイル
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`C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI`で様々な設定ができる。
### Kermit転送でファイル属性情報(タイムスタンプなど)を扱う
`KmtFileAttr=on`とする(デフォルトは`off`)
* `Ver4.102`以前では、ファイル送信時のタイムスタンプは、ファイルプロパティーで確認できる「作成日時」(更新日時ではない)が通知されるので、`Ver4.103`以降を使う。
### Kermitのログを記録
`KmtLog=on`とする(デフォルトは`off`)
* ログファイルは、`C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\teraterm\KERMIT.LOG` に格納される。
参考
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1. [[http://ttssh2.osdn.jp/|Tera Term Home Page]]
2. [[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000105-impress-sci|「Tera Term」v4.103が公開 ~高DPIサポートを試験的に追加]]