Ubuntu 20.04 LTS が、2020年4月24日にリリースされた。
先日の記事では Ubuntu 18.04 LTS Server からのアップグレードだったが、新規に「Ubuntu 20.04 LTS Server」をインストールしたので備忘録を残す。
インストール媒体の入手
下記URLから、「Ubuntu Server」インストーラのISOファイルを入手してDVDなどに書き込む。
USBメモリへ書き込む場合
DVDドライブが使えないパソコンでは、入手したISOファイルをUSBメモリーに書き込んでブートする事もできる。作成手順は下記記事参照。
インストール
上記で作成したインストールディスクを、DVDドライブにセットしてコンピュータを再起動。
1)起動すると以下の言語選択画面が表示される。日本語はないようなので英語で進める。English
でRetキーを押す。
2)続いてキーボードの選択で「Jpanese
」を選択する。(項目の移動はTABキー)
3)ネットワーク設定画面となり、DHCP接続のままでよければそのまま進める。もし、固定IPにしたければ、▶を押して設定。
4)あとはデフォルトで進めていき、よければ「Continue」を選択し進める。
6)続いてユーザ情報を入力し「Done
」で進める。
7)Install OpenSSH server の [X]
を選択し「Done
」で進める。
8)インストールが終了すると画面が表示される。[Reboot] を選択してシステムを再起動。
起動画面
再起動すると、以下のような画面になる。Ret
キーなど押すとログインプロンプトが表示されるので、インストール時に設定したユーザ名とパスワードを入力。
ログインすると下記の様な画面が表示。
無事に起動した。私の環境では、インストール作業開始して起動完了するまでの時間は5〜10分程度。
パッケージの更新
下記コマンドで念の為、パッケージ更新をしておく。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
- 時々、上記のコマンドを実行してOSを最新の状態にする。
設定ファイル確認
デフォルトのDHCPで設定した場合の、ネットワーク設定ファイルの確認。
$ cat /etc/netplan/00-installer-config.yaml
# This is the network config written by 'subiquity'
network:
ethernets:
enp0s3:
dhcp4: true
version: 2
後から固定IPに変更する場合は、下記記事の手順。
CapsLockとControlキーを入れ替える
私は、Ctrlキーを多用するのでキー配置を変更する。下記記事参照。
補足
- Emacsは「Emacs26」になっており、標準aptパッケージから下記コマンドでインストール。
$ sudo apt install emacs
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参考
- Ubuntu 公式サイト
- How To Upgrade Ubuntu To 20.04 LTS Focal Fossa
- Linuxディストリビューション「Ubuntu 20.04 LTS」リリース、2年ぶりの長期サポート版
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