以前シェアウェアとして公開してたWindows用のモールス符号練習ソフト「CWTW-Pro Rev2.x」を、最新版のC++Builderでビルド出来るように見直した。そのソースコードをオープンソースソフトウェアとしてGitHubに公開し全機能フリーで利用できるようになりました。(下記URL)
概要
「CWTW-Pro」はモールス符号練習用のWindowsソフトウェア。
CWTW-Pro Rev2.xの初版は1997年にRev2.00を公開。受信練習機能はフリーで利用でき送信練習機能はシェアウェアの扱いでした。Windows10でもなんとか動作していたので2006年のRev2.56から暫く更新してませんでしたが、2020年1月には送信機能解除キーワードを公開しフリーソフトとして利用して頂けるようにしました。
更に、最新のC++Builderでコンパイルできるように見直したソースコード(Rev3.x)を、オープンソースソフトウェアとしてGitHubに公開し多くの人に活用して頂けたらと思っています。
従来のRev2.xは、C++Builder 5でビルドしてましたが、このRev3.xは「C++Builder Community Edition 10.3」でビルド確認しており個人ユーザは無料で利用できる開発ツール。
CWTW-Pro Rev3.xの特徴
Rev3.xではコンパイラ変更に伴い以下の見直しをしています。
- プログラム内部の文字コードをUnicodeに変更。
- 入力ファイルの文字コードは、UTF-8(BOM付推奨)に変更。拡張子は
*.txt
が基本。 - モールス練習機能は、Rev2.xの機能をそのまま踏襲。
- 動作確認OSは、Windows10 Pro (64bit版)。
- オープンソースソフトウェア。
サポートサイト
下記の姉妹サイトURLで、ビルド手順や実行方法などの技術情報を逐次提供しています。詳細はそちらをご覧ください。
ビルド済バイナリファイル
コンパイルするのが大変という方は、ビルド済の実行ファイル一式を下記ページからダウンロードでき手軽にお試しできます。
電鍵を接続した送信打鍵練習
電鍵キーを、COMポート(RS-232C)に接続した送信練習も可能。詳細は下記記事をご覧ください。
補足
追記(2020/08/23)
「別冊CQ ham radio QEX Japan No.36 (2020年9月号)」誌に、この CWTW-Pro Rev3.x の記事が掲載されました。
参考
来歴
- 2020/02/05 Rev3.00 開発ツールを「C++Builder Community Edition 10.3」に移行し、オープンソースソフトウェアとして公開。
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