以前の記事で、Windows10のWSLで「Ubuntu 18.04」が使えるようにした。そこで、ARM用のGCCコンパイラをインストールして使えるようにしたので備忘録を残す。
【Windows10】WSL(Windows Subsystem for Linux)で「Ubuntu 18.04」を使う
以前の記事で、Windows10のWSL(Windows Subsystem for Linux)で「Ubuntu」(16.04LTS相当)を動かした。Microsoftストアを確認すると、先月リリースされた「Ubuntu 18.04 LT...
ARMツールチェーンのインストール
「gcc-arm-none-eabi
」パッケージをインストール。
$ sudo apt install gcc-arm-none-eabi
インストール完了したら、下記コマンドでコンパイラが実行できるか確認。
$ arm-none-eabi-gcc --version
arm-none-eabi-gcc (15:6.3.1+svn253039-1build1) 6.3.1 20170620
Copyright (C) 2016 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
バージョンメッセージを表示したらOK
makeコマンドをインストール
「build-essential」パッケージをインストールしてなければ、makeコマンドが使えるように下記記事を参考にインストール。
【Windows10/WSL Ubuntu】gcc, make などの開発ツールをインストールして使う
以前の記事で、Windows10のWSLでUbuntuが使えるようにした。そこで、gccやmakeコマンドの開発ツールを使えるようにしたので備忘録を残す。WSLとはいえ基本的にはUbuntuなので、以前、Ubuntu 16.04 LTS S...
試しにU-Bootをコンパイル
下記記事を参考に、Raspberry Pi用のU-bootをクロスコンパイルしてみる。
【Ubuntu 18.04/16.04 LTS】Raspberry Pi用のu-bootをコンパイルする
「Raspberry Pi」用に、u-bootをUbuntのLinux上でコンパイルする。ARMクロスコンパイル環境の準備ARMツールチェーンなどのコンパイル環境は、下記記事でインストール済の環境を使う。macOSでもコンパイル可能。u-b...
補足
- Newlibライブラリーも含まれている。
- 「Ubuntu」(16.04LTS相当)の方でも、上記手順でインストールできるはず。
関連記事
【Ubuntu 18.04 LTS Server】ARMのGCCコンパイル環境を構築する
以前の記事で、「Ubuntu 18.04 LTS Server」をインストールした。そこで、ARM用のGCCコンパイラをインストールして使えるようにしたので備忘録を残す。ARMツールチェーンのインストール「gcc-arm-none-eabi...
【Windows10/WSL Ubuntu, Ubuntu 18.04】Emacs25を使う
以前の記事で、Windows10のWSLでUbuntuが使えるようにした。そこで、Emacsエディターも動くようにしたので備忘録を残す。WSLとはいえ基本的にはUbuntuなので、以前、Ubuntu 16.04 LTS Serverで「Em...
コメント