Emcasの初期設定ファイルはinit-loaderを使って分割している。機能分割すると見通しはよくなるが、ファイル数が多くなってくると多少起動に時間がかかる。少しでも早く起動できるようにバイトコンパイルする事にしたので備忘録を残す。
設定ファイルを一括でコンパイルする
Scratchバッファーなどで、下記のLispコマンドを書いて、C-x C-e
で実行。
(byte-recompile-directory (expand-file-name "~/.emacs.d/inits") 0)
- 私は、初期設定ファイルは
~/.emacs.d/inits
フォルダに格納している。
auto-async-byte-compileパッケージを導入
以降、設定ファイルを修正したら自動でコンパイルされるようにauto-async-byte-compile
パッケージをインストールし有効にする。
インストール
下記コマンドで、Melpaパッケージからインストール
M-x package-install<RET>
auto-async-byte-compile
設定
~/.emacs.d/inits/30_auto-async-byte-compile.el
に下記を記述する。
;;; auto-async-byte-compileの設定
(require 'auto-async-byte-compile)
(setq auto-async-byte-compile-exclude-files-regexp "/junk/")
(add-hook 'emacs-lisp-mode-hook 'enable-auto-async-byte-compile-mode)
/junk/
ディレクトリは、自動バイトコンパイルしないように指定
尚、私の使っている設定ファイル一式はGitHubで公開している(下記記事)
【Emacs 25-29】初期設定ファイル(~/.emacs.d/)をGitHubに公開
これまで紹介してきた、私の使ってるEmacsの初期設定ファイル「~/.emacs.d/」をGitHub(下記URL)に公開した。macOS, Windows, Linuxで共用。Emacsの初期状態ではお世辞にも使い勝手がいいとは言えないが...
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