ヤマハのルータには簡易DNSサーバ機能がある。パソコンなどのホスト情報(IPアドレス)を登録でき、LAN内からのDNS問い合わせに応答するもの。
パソコンのhosts
ファイルに記述してもよいが、複数パソコンがあるとルータに登録して共通管理した方が便利。(RTX1210でも同様)
ホスト情報の登録
RTX1200のコマンドから、下記のようにコマンド実行し設定。
# dns host any
# dns domain local
# ip host pr-s300se.local 192.168.24.1
# ip host rtx1200.local 192.168.1.1
# ip host hoge-server.local 192.168.1.250
尚、DNS設定した時はRTX1200のDSNキャッシュ情報クリアも実行しておく。
# clear dns cache
- デフォルトドメインを下記コマンドで設定しておくと、検索される。
# dns domain local
蛇足
ヤマハのルータはDNSサーバの他にも、下記コマンドでNTPサーバにもなる。
# sntpd host lan
参照記事
IPv6環境における挙動(追記2019/05/01)
IPv6が有効になっている環境では、RA通知のドメイン名が優先されて、上記で設定したドメイン名では検索がされない模様。
仕方ないので、RAで配布されている flets-west.jp
ドメインのホスト名で登録して回避した。
ヤマハルータ「RTX1210」でv6プラスを使う
以前の記事で紹介したように、これまでヤマハルータ「RTX1200」でv6プラスを使ってインターネット通信を運用していたが、今回、ついに「RTX1210」にリプレースして運用開始したので手順など備忘録を残す。2020/5/3追記IPv4通信は...
参考
- 「ヤマハルータで挑戦 企業ネットをじぶんで作ろう」p178〜p179 谷山亮治著 日経BP社発行
- DNS の設定
- 55.4.11 DNS キャッシュのクリア
- ヤマハルーターのDNSキャッシュを消去する – 情報技術の四方山話
- SNTPサーバー機能
- DHCPとDNSだけRTX1100に任せたい
- DNS 設定例 – Yamaha RTX ルータの場合
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