今まで、Debian3.1(Sarge)で、家内用のサーバを構築していたのですが、Debian GNU/Linux 4.0(etch)が2007年4月に安定版としてリリースされたので、再構築することにしました。
【主用途】
- ファイルサーバ
- Webサーバ(テスト確認用)
- LDAPによるユーザ認証
- Subversion用リポジトリサーバ
- iTunesサーバ
- NTPサーバ
- Linux開発用環境
- 他
【Debianを選択した理由】
Debian GNU/Linuxは、世界規模の開発者団体Debian Projectが開発しているLinuxディストリビューションです。(https://www.debian.or.jp/index.html) 数あるディストリビューションの中でもDebianは、次のような特徴があります。
保証された自由たくさんのパッケージと強力なパッケージ管理システム Linux界随一のマルチアーキテクチャサポート長期的視野での将来性 バージョンアップの周期が長い(セキュリティー対応はまめにされてます)
特に、パッケージ管理には優れていて、セキュリティーアップデートや必要なコマンドなどは、1行程度の簡単なコマンド(APTコマンド)を実行するだけでネット経由で実行バイナリを簡単に取得でき、メンテナンスやソフトの追加がとても容易である。又、インターネット上に情報も多く、完全フリーであるという点でDebianを選択しました。
- Debian – Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/Debian )
お勧めの参考書
- 「Debian辞典」 翔泳社 @2,800
- 「Debian GNU/Liux徹底入門 第3版Sarge対応」 翔泳社 @4,980
- 「Debian GNU/Linuxでつくる骨太システム」 九天社 @3,360
【サーバマシンのハード構成】
- マザー ASUS P5L-MX <GREEN>
- チップセット Intel 945G
- CPU Intel Core 2 Duo E4400, LGA775, 2GHz, 2MB Cash, 800MHz FSB
- MEM PC2-5300-512MB × 2
- DE1 Master CF(64M) /boot /dev/hda1
- Slave CD-ROM /dev/cdrom
- SATA ch#0 SATA0 Hitachi HDT7205(250G,SATA2) /dev/sda1,2,5,6
ch#1 SATA2 Hitachi HDT7205(250G,SATA2) /dev/sda1,2,5,6 - ソフトRAID1 (250GB×2)で使用
基本10G / /dev/md0
論理4G スワップ /dev/md1
論理10G /var /dev/md2
論理226G(残) /home /dev/md3
- LAN Intel Pro 1000 (PCIスロットに挿入)
(10/100/1000BASE-T) eth0 (e1000) - UPS OMRON BN50XS PowerAct_Pro Ver2.00
Debian GNU/Linux 4.0(etch)で、サーバを構築していく際の、手順や注意点などを、私の備忘録として、ここに残していこうと思っています。
皆様の何かの参考にもなれば幸いです。
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